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Date:2012.06 |
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人と文房具が接触する場所として紙のような存在であるのがふさわしいのではないかと考えました。紙にペンで思いついたことを自由に描いていくように、ここで起きるであろうさまざまな出来事を書き込める余白のある場所。壁・天井は和紙がもっている木の繊維によって白の中に何重にも白が見える状態(私たちはその白さを「ほのじろい」と呼んでいます)をイメージしました。左官漆喰を塗り重ね、さらにその上からパールホワイトを吹き付けることで見る角度や光の当たり方によってさまざまな白が見えてくるようにしています。テーブルや椅子にはA4、B5などの用紙サイズである「白銀比」という縦横比1:√2のプロポーションを採用しています。また、家具や什器の色は墨汁と同じ濃さの黒で統一しており、そこにいると紙に何か書くということを想起してしまうようなインテリアです。その他にもインテリアを構成する各要素に余白を演算するしかけをちりばめることで、いつまでも完成しない更新可能なインテリアが出現しています。 |
Type:Commercial |
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Staff:Yuichi Yoshida |
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Location:Tokyo,Japan |
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Floor area:160.59㎡ |
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Contractor:TANK |
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Photo:Kusuki haine |
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Media:文房具カフェHP,日経新聞(2012年7月6日号),AERA(2013年9月30日増大号),日経MJ(2014年4月23日号)他多数 |
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